突然の嘔吐や下痢で衣類がノロウイルスに汚染され、慌ててドラム式洗濯機で洗ってしまった経験はありませんか?
実は適切な対処をしないと、洗濯機内や他の衣類にウイルスが広がり、家庭内感染のリスクが高まります。
本記事では、ノロウイルス汚染衣類をドラム式洗濯機で洗ってしまった場合の正しい対処法を詳しく解説します。
具体的には、以下のポイントを紹介します。
- ノロウイルスを徹底除去するための洗濯方法
- 洗濯機を安全に消毒する手順
- 家庭内での感染を防ぐための対策
これらの方法を実践することで、安心して衣類を再利用し、ご家族の健康を守ることができます。
この記事を読むとわかること
- ノロウイルス汚染衣類を洗ってしまった場合の緊急対処法
- ドラム式洗濯機の徹底消毒方法
- 家庭内の感染拡大を防ぐポイント
ノロウイルス汚染衣類をドラム式洗濯機で洗ってしまった場合のリスクと初期対応

ノロウイルス汚染衣類をドラム式洗濯機で洗ってしまった場合のリスクと初期対応を解説(イメージ画像)
「しまった!ノロウイルス汚染衣類をドラム式洗濯機で洗ってしまった…」と焦っていませんか?
ノロウイルスは感染力が非常に強いため、適切な対応をしないと洗濯機内にウイルスが残り、他の衣類に移ってしまう可能性があります。
家庭内感染を防ぐためにも、まずは以下の3つのステップを実践してください。
① 汚染された衣類を分けて管理する
ノロウイルス汚染衣類は他の洗濯物と一緒に洗わないように注意しましょう。
- 汚染衣類はビニール袋に密封し、別で管理する。
- 洗濯するまで密閉容器に入れて保管し、他の衣類と接触しないようにする。
② 高温洗濯でウイルスを不活化
ノロウイルスは60℃以上の高温で洗うと効果的に不活化できます。
- 洗濯機の設定を「高温洗い(60℃以上)」にする。
- 酸素系または塩素系漂白剤を追加して除菌効果を高める。
- すすぎを2回行い、ウイルスをしっかり洗い流す。
③ 乾燥機でしっかり乾燥させる
ノロウイルスは乾燥に弱いため、しっかり乾かすことが重要です。
- ドラム式乾燥機を60℃以上で30分以上運転する。
- 天日干しの場合は、風通しの良い場所で完全に乾燥させる。
これらの初期対応を行うことで、感染リスクを最小限に抑え、家族の健康を守ることができます。
効果的な洗濯・消毒方法:ドラム式洗濯機でのノロウイルス対策

効果的な洗濯・消毒方法:ドラム式洗濯機でのノロウイルス対策を解説(イメージ画像)
ドラム式洗濯機は節水性能が高いため、ウイルスが内部に残りやすいという特徴があります。
しかし、正しい洗濯方法と消毒手順を守れば、ノロウイルスを効果的に除去できます。
① 高温洗濯でウイルスを不活化
ノロウイルスは60℃以上の水温で不活化されます。
- 洗濯機の設定で「高温洗い(60℃以上)」を選択。
- 通常の洗剤だけでは不十分なので、酸素系または塩素系漂白剤を追加する。
- すすぎを2回行うことで、ウイルスをしっかり洗い流す。
② 乾燥機の活用でウイルスを不活化
ノロウイルスは乾燥に弱いため、熱を加えることで除去しやすくなります。
- 乾燥機の温度を60℃以上に設定し、最低30分乾燥させる。
- 可能であれば、90分以上乾燥することで除菌効果を最大化。
- 天日干しする場合は、湿気が完全になくなるまで乾燥させる。
③ 塩素系漂白剤で洗濯機内部を消毒
洗濯後、洗濯機内部にノロウイルスが残っている可能性があります。
- 洗濯槽に水を満タンに張る。
- 塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を規定量加える。
- 空回し運転(10~15分)し、その後すすぎを2回行う。
この手順を行えば、洗濯機内部のウイルスも確実に除去でき、安心して次回の洗濯ができます。
洗濯機の徹底消毒手順:再感染を防ぐために

洗濯機の徹底消毒手順を解説(イメージ画像)
ノロウイルス汚染衣類を洗濯した後、洗濯機内部にはウイルスが残っている可能性があります。
そのまま放置すると、次の洗濯時に他の衣類に付着し、二次感染のリスクが高まります。
ここでは、洗濯機の消毒と清掃を徹底する方法を紹介します。
① 塩素系漂白剤を使った洗濯槽の消毒
洗濯槽全体を徹底的に除菌するには、塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)が有効です。
- 洗濯槽に最大量の水を張る。
- 塩素系漂白剤を規定量加える。
- 「高温モード」または「標準コース」で10分間運転。
- その後、すすぎを2回行い、漂白剤を完全に除去。
※ 塩素系漂白剤使用時は、必ず換気を行い、手袋を着用してください。
② ゴムパッキン・フィルター部分の清掃
ドラム式洗濯機はゴムパッキンやフィルター部分にウイルスが残りやすい構造になっています。
- 柔らかい布に塩素系漂白剤を含ませ、ゴムパッキンの隙間を拭く。
- フィルターを取り外し、汚れやゴミを除去。
- 水洗い後、しっかり乾燥させてから元に戻す。
③ 洗濯槽クリーナーの定期使用
洗濯槽を清潔に保つために、1~2ヶ月に1回の洗濯槽クリーナーの使用をおすすめします。
- 市販の洗濯槽クリーナーを使用。
- パッケージの指示に従って洗濯機を運転。
- 塩素系漂白剤が苦手な場合は、酸素系漂白剤タイプのクリーナーも有効。
この手順を定期的に実施することで、洗濯機内部の清潔を維持し、ノロウイルス感染リスクを減らせます。
この記事のまとめ
- ノロウイルス汚染衣類は他の洗濯物と分けて管理し、感染拡大を防ぐ。
- 洗濯は60℃以上の高温で行い、塩素系漂白剤を活用する。
- 乾燥機を使い、60℃以上で30分以上乾燥させることでウイルスを不活化。
- 洗濯機内部は、塩素系漂白剤で定期的に消毒し、二次感染を防ぐ。
- ゴムパッキンやフィルター部分もこまめに清掃し、ウイルスの残留を防ぐ。
- 家庭内でも手洗いやドアノブ・調理器具の消毒を行い、感染拡大を防ぐ。